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一般用医薬品を中心に急成長したドラッグストア

ドラッグストアは一般用医薬品を中心に、健康や美容などに関する商品や日用品、生鮮食品以外の飲料や日配食品等をセルフサービスで短時間に買えるようにした、生活関連商品を主に扱う小売業態で、市場規模は約3兆円と推定されているそうです。日本においては薬剤師が常駐し、処方箋医薬品を販売・授与できる薬局または店舗販売業の許可を受けて、営業しているものがほとんどです。かつては院外処方箋による調剤が一般的でなかったため、処方箋による調剤を行わない一般販売業や薬剤師のいない業種商販売業として営業するものが多かったのですが、近年は医薬分業の進展に伴い、薬局として営業するものが増加しているようです。一般用医薬品を取り扱わず調剤機能のみを持つ場合は、ドラッグストアとは呼ばず単に薬局や調剤専門薬局などと呼ばれ、一般用医薬品を販売するものの調剤機能を持たずセルフサービスでない場合は、薬店や薬舗などと呼ばれいるそうです。薬事法上、調剤施設を併設していない場合「薬局」の名称を冠してはいけないため、ドラッグストアには「○○ドラッグ」「クスリの○○」「○○薬品」等の名称になっているのだそうです。2002年の商業統計によると、スーパー・百貨店といった旧業態の低迷を尻目に、ドラッグストアは34.4%増の1万5千店舗と高い伸びを示しています。その市場規模は約2億円で、このままいけば3兆円規模に成長すると試算されています。これは、消費者各自がドラッグストアで買える大衆薬を使い、自身の健康管理に取り組むというセルフメディケーション時代に適合した業態であることを物語っているのだそうです。セルフメディケーションとは、セルフは自分や自己という意味で、メディケーションは病気を治すという医療といった意味です。すなわち「自分で自身の健康を管理する」「自己治療」ということが、セルフメディケーションの考え方のようです。このセルフメディケーションの浸透もあってか、ドラッグストアは急成長しているのです。百貨店や総合スーパーと不振が続く小売業にあって、駅ビル・商店街・ショッピングセンター・住宅街・さらに郊外へとどこにでも出店し、その多くが千客万来の状態です。実際自分の住む田舎町でも、いくつもスーパーが閉店する中、新しいドラッグストアが建設されています。ドラッグストア業界は、小売業の勝ち組業態といってもいいのではないかと思っています。